看護師寮は、特に金銭的な余裕のない新人看護師にはありがたいものです。なぜなら、寮は勤務地の近くにあり、寮費も格安だからです。
大学病院や大規模病院にはたいてい看護師寮があります。間取りや設備などは様々ですが、家賃は個人で部屋を借りるよりもずっと安くなります。例えば、病院からも駅からも近いという好立地でありながら、通常の10分の1ほどの賃料で住めるという寮もあります。看護師寮は通常勤務地の近くにあるため、仕事が終わったらすぐに帰宅し、ゆっくりと休むことができるのがメリットです。
部屋としては、病院がワンルームマンションを所有していたり、借り上げていたりする場合がほとんどです。同じような生活リズムで生活している人ばかりなので、時間が不規則でも気兼ねなく過ごせるのが利点です。
普通のワンルームマンションのように、バス、トイレ、ミニキッチンなどが1部屋1部屋についているものも、バス、トイレ、食堂が共用となっているものもあり、管理人も常時いるところといないところがあります。中には、ランドリールームが備えられていて、冷暖房完備、家具も備え付けというところもあり、「寮完備」とあってもどのタイプかわからないので、前もって確認する必要があります。
中には寮といっても3DKほどのスペースに2~3人で共同生活する住宅や部屋を提供している施設もあります。このような住宅の場合、1人きりになれる時間や空間は少なくなりますが、同居者がいることで安心感があってよいという意見も聞かれます。
しかし、どのようなタイプにせよ寮生活にはデメリットもあります。例えば、いつも同じ職場の同僚や先輩が近くにいるため、病院内だけでなく、私生活まで把握されるという点などです。このような点は、特に新人看護師にはストレスとなるかもしれません。
ですから、寮の利用を考える際には、このようなメリット、デメリットをよく理解した上で、利用を決めることが大事です。考えた上で寮が必要と言うことであれば、寮があることを条件に求人を探すこともできます。遠方の医療機関への転職を希望する人や、条件として看護師寮はどうしても外すことができないという人は、求人サイトなどで看護師寮があることを条件に検索してみるとよいでしょう。