Archive for the ‘看護師悩み相談室’ Category

看護師が仕事をする上で深く関わってくる存在は患者と医師です。特に、担当の医師は患者と違って頻繁に入れ替わることがないため、医師との関わり方はとても重要となります。

しかし、看護師は圧倒的に女性が多く、医師は男性が多いという事実のため、仕事とは全く無関係なトラブルが発生することもあります。例えば、次の訴えに挙げられているセクハラの問題もその代表的な例です。

公立病院で働く看護師N.E.さん(24)の場合

外科病棟で働いているのですが、担当医師のセクハラに耐えられません!やたらとボディタッチが多くて、すれ違いざまにいやらしいことを言っていくんです。とてもだけど、口に出して言えないようなことをサラッと言っていくので、無視しようと思っても、一瞬固まって顔に出てしまいます。その反応を見て喜んでいるみたいで本当に腹が立ちます。

主任にも師長にも言いましたし、被害者が他にもいるということで師長もきちんと病院側に言ってくれました。でも、訴えを聞く病院側の職員も男性なので、全然解決しないんです。医師がまだ若くてかっこよければマシですけど、父よりも年上のおじさんなんて、あり得ません!患者さんにも被害者がいるんじゃないかと心配になります。

セクハラ被害を訴える人の中には、受け取り方の問題で被害妄想になっている場合もあります。しかし、上記のような、相手がいやがっているのに不必要なボディタッチを繰り返したり、相手がいやがる性的な暴言を言ったりするのはセクハラと考えて間違いないでしょう。

ただし、このような卑劣が行為を訴えるためには、証拠をきちんと用意しないとうやむやにされてしまう危険性があります。被害を受けている人たちが協力して証拠となる録音や写真などを用意しておきましょう。そして、訴える際には、看護師だけでなく患者にも同じようなことをしていたら、病院がどれほど評判を落とすかという点も合わせて訴えるようにしましょう。病院側を説得するにはそれが一番です。

それでも医師を擁護し、看護師の人権を無視するような病院であれば、これからも同じような状況が続くと考えられます。他の病棟に異動しても、似たようなことが起こるかもしれません。単にセクハラの対応と見ないで、病院の姿勢と捉えて今後のあり方を考えた方がよいでしょう。

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病棟で働く看護師にとって、直接の上司に当たるのが看護師長です。病院によっては頻繁に師長が替わるところもありますが、たいていの場合、2~3年クールで替わっていきます。看護師が仕事をしていく上で、直接の上司である師長に恵まれるかどうかはとても重大なカギとなります。

もちろん、師長も人間ですから、いろいろなタイプの人がいます。例えば、自ら率先して働いて、医師や病院側に看護師の意見を言ってくれる人もいれば、逆に机の前に座って自分の仕事しかしないような人もいるということです。それどころか、医師側や病院経営者の側に付いて、看護師の側には立ってくれないような人もいますから、下で働く看護師にとってはどの師長が上に来るかが大問題となるのです。

例えば、次のような悩みを寄せる看護師もいます。

大学病院に勤務する看護師S.W.さん(25)の場合

今回の人事で師長が替わってしまいました。これまでの師長は、下で働く看護師の気持ちをよくくみ取ってくれる人で、シフトの組み方にも思いやりが感じられました。でも、今度の師長はやることがとても機械的なんです。人間味がないというか、シフトの組み方もパズルを組むみたいで、人数がきちんとそろえばよいという感じなんです。

それに、ドクターや事務長の前では全然態度が違って、自分のミスをたまたま通りかかった新人のせいにしたりするんです。だから、つい先日、直接文句を言ってしまいました。すると、それからは見せしめのような嫌がらせばかりされます。周りも逆鱗に触れないようにビクビクしていて、助けてはくれません。これから数年このような状態が続くと思うと、まともな看護なんかできないような気がします。

上記のような場合は、師長という立場を利用したいじめと言ってもよいでしょう。本来なら師長の器ではない人が師長となってしまっている例です。おそらく、医師や経営側には受けがよいため昇進したのでしょう。ですから、このような場合、病院側にこのことを訴えても、ただ上司の悪口を言う看護師としか取ってもらえないことも考えられます。

ですから、耐えられないと言うのであれば、何らかの理由を考えて自分自身の異動を申し入れるか、他の職場を探すかするより他に方法がありません。しかし、師長の器ではないような人を師長として昇格させる病院の場合、他へ異動しても同じような師長が上にいることが考えられます。ですから、その場で耐えつつ師長が替わるのを待つか、自分自身が部署を変わるか、どちらを選ぶにせよ難しい選択となります。

そのため、全く別の施設に仕事場を移すということも視野に入れて考えた方がよいでしょう。しかし、その場合もきちんとした下調べが重要となります。内部事情もきちんとつかんでくれるコンサルティング系の転職サイトを活用してみましょう。

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