「看護師の給料は高い」と一般的には思われているようです。しかし、それは夜勤や時間外などの諸手当を入れた額のことでしょう。ですから、もし一般の職業と同じ時間帯で働き、同じように休みを取ったとしたら、逆に安くなってしまう場合もあります。
夜勤と日勤が不規則に入り交じった長時間勤務をこなして、精神的にも肉体的にも大変な思いをしている看護師ですが、実際に受け取っている給料の額にはあまり満足していないようです。例えば、次の看護師のように「仕事の割に安い」と感じるなど何らかの不満を感じているのです。
私立の総合病院で働く看護師M.I.さん(25)の場合
他の仕事をしている友人からは「看護師ってたくさんお給料をもらえるんでしょう?いいなあ」なんて言われます。でも、その友人は事務の仕事をしていて、土日が休み。平日も朝9時から6時くらいまでの仕事で、ほとんど残業もないって言うんです。休みも取れないし、夜勤もあるっていうのに、「本当にうらやましいと思うんだったら替わってみる?」って言いたくなります。
お給料の中で手当が占める部分が大きいので、夜勤や時間外で仕事をしないとかなり少なくなります。だから、昇進したせいで夜勤が減って、お給料も減ったなんて話を聞くと、夢も希望もなくなります。正直なところ、仕事のきつさや拘束時間の長さを考えたら、看護師の給料って安すぎると思いませんか?
このような意見を寄せてくれた看護師は他にもいて、やはり「仕事の割に給料が安すぎる」と感じているようです。額面的には満足していても、「これが基本給だったらいいのに」という意見も聞かれました。
しかし、このような意見を持っている看護師が多いとは言え、仕事がきついのにあまりにも給料が安いと感じる場合には、本当に相場よりも低い給料で働いていることがあります。
看護師の給料は、働いている施設によってかなり大きな差がある上に、勤務地によっても違います。都市部は高く地方は安いという傾向がありますから、近隣の他県や他の施設の給料も参考に調べてみるとよいかもしれません。そして、もし割の悪すぎる仕事をしているようであれば、他の施設への転職も考えてみるべきでしょう。