看護師になるには、国家試験を受けて看護師免許を取得しなければなりません。なぜなら、看護師は、国家試験に合格して免許証を取得した人しか就くことのできない仕事だからです。
ですから、看護師になろうと考えた場合、まずは受験資格を得るために、看護師を養成する機関で一定の勉強することになります。そして、受験資格を得られたら、次は受験に向けた勉強をすることになります。しかし、受験科目が10の分野からなり、出題範囲が広いため、次のような質問をする人がよくいます。
看護師養成校に通うN.O.さん(20)の場合
看護師の試験って難しいですか?まだまだすぐに受験するわけではないんですが、受験科目が多くて、範囲もすごく広いので、受かるのかどうか今から心配です。実際に受けた人の中にも、「難しい」と言う人と「簡単」という人がいるので悩みます。
確かに、出題範囲が広いので、受験勉強を始める前の段階では不安に思うこともあるでしょう。しかし、出題されるのは、どれも看護師として必要な知識ばかりです。過去の問題を見れば傾向がある程度つかめますし、頻繁に出題される内容は、きちんと覚えておかなければ実践で困るようなことなのです。
つまり、試験には実践の場で必要なことが出題されると考えてよいでしょう。そのため、特別難しい問題はそれほど多くなく、どちらかというと、きちんと覚えておかなければいけない基本的な内容が大半を占めることになります。
試験は、問題数が240問で、満点は300点です。必修問題を80%以上クリアすることが絶対条件で、その条件を満たした上で、一般問題、状況設定問題を合わせた点数が規定以上であれば合格となります。年によって違いますが、だいたい60%後半~70%前半がボーダーラインだと考えておけばよいでしょう。
ですから、全問正解しなければいけないと思う必要はないのです。全部正解しなければいけないと思うととても難しく感じられますが、全体の4分の1は間違っていても合格すると考えれば気が楽になります。
きちんと日頃から勉強していれば解ける問題が出題されると考えればよいのです。試験が難しいかどうかよりも、難しく考えすぎて、本番で実力を発揮できない方が実は問題なのです。